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建築は建築物としての建築より広い意味での建築として捉えることができ、それは事象や事物の束総体であると考えられる。その際、その一部は壁であるし、喉の突っかかりでもあり、もふもふのキグルミである。日常において細かな事象を捉え扱い、分解し、分析し、把握し、制御していくことは、建築であり、日常はみんな身包み建築なのである。

また、物事を考えたり実験する際、前提を客観的常識として成り立っているとされるような物質的なこととするようでは追うことのできないことがある。世界は物質的前提と同様に、無形態のもの、つまり思考や精神、想像を始まりとなる要素として利用可能である。それは、わたし=あなたであり、まち=部屋であり、物質=思考であり、個人=世界である。ここには共感の美しさが存在する。

建築界では前提を不安定な事柄で進めることを避けてきた。20世紀技術が発展した時代であったが、今後より発展していくためには不安定で無形態な事柄を始まりに受け入れる必要があるのかも知れないと考える。

​この作品は建築の実験であり、思考整理とあなたそのものに共感である。

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